配列関数 LabVIEW

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LabVIEWの配列関数を説明します。配列関数は、配列のデータ操作、結合、抽出、検索、並び替え、変換を行います。関数で操作する配列の型は数値、文字列、ブール、タイムスタンプ、クラスタの操作に対応します。

LabVIEW配列関数

配列関数一覧

LabVIEWの指標は0から始まります。1D配列は1次元配列、2D配列は2次元配列を意味します。

配列サイズ

配列の各次元の要素数を出力します。

例:配列[1,2,3]の配列サイズ → 3

配列サイズ

指標配列

n次元配列の指標にある要素または部分配列を出力します。

例:配列[1,2,3]の指標配列[1] → 2

指標配列

部分配列置換

指標で指定した配列内の要素、または配列を別の要素に置換します。

例:配列[1,2,3]を指標[1]で数値[5]を部分配列置換 → 配列[1,5,3]

部分配列置換

配列要素挿入

要素または部分配列をn次元配列の指標で指定した位置に挿入します。

例:配列[1,2,3]に指標[0]で数値[0]を配列要素挿入 → 配列[0,1,2,3]

配列要素挿入

配列から削除

指定した指標と長さ分の配列から削除します。

例:配列[1,2,3,4]を指標[1]、長さ[2]で配列から削除 → 削除後の配列[1,4]、削除部分[2,3]

配列から削除

配列初期化

すべての要素が要素の値に初期化されたn次元の配列を作成します。

例:数値[7]の次元サイズ(行)[2]、次元サイズ(列)[3]で配列初期化 → 配列[7,7,7][7,7,7](数値[7]の2行、3列の2D配列)

配列初期化

配列連結追加

複数の配列を連結、またはn次元配列に要素を追加します。

例:配列[1,2]と配列[3,4]を配列連結追加 → 2D配列[1,2][3,4]

配列連結追加

配列連結追加関数を右クリック→「入力を連結」をチェックすると連結モードになります。

例:配列[1,2]と配列[3,4]を配列連結追加 → 1D配列[1,2,3,4]

配列連結追加結合

部分配列

指標から始まり長さ分の要素数を含む配列の一部を出力します。

例:配列[1,2,3]を指標[1]、長さ[2]で部分配列 → 配列[2,3]

部分配列

配列最大&最小

配列で検出された最大値と最小値と、各値の指標を出力します。

例:配列[1,2,3]の配列最大&最小 → 最大[3]、最大の指標[2]、最小[1]、最小の指標[0]

配列最大&最小

配列次元変更

配列の次元を変更します。

例:2D配列[1,2][3,4]を次元サイズ[3]で配列次元変更 → 1D配列[1,2,3]

配列次元変更

1D配列ソート

1D配列をソート(昇順に並べ替え)して出力します。

例:配列[3,1,2]で1D配列ソート → 配列[1,2,3]

1D配列ソート

2D配列ソート

指定された行または列を昇順にソートして出力します。

例:配列[3,1][2,3][1,2]で指標付けする次元

(列)指標0 → 配列[1,2][2,3][3,1]

2D配列ソート

1D配列シャッフル

1D配列の要素をランダムに並べ替えます。

例:配列[1,2,3]で1D配列シャッフル → 配列[2,1,3](実行の度に変わります)

1D配列シャッフル

2D配列シャッフル

2D配列の要素をランダムに並べ替えます。

例:配列[3,1][2,3][1,2]で2D配列シャッフル → 配列[1,3][3,2][2,1](実行の度に変わります)

2D配列シャッフル

1D配列反転

配列の順序を反転させます。

例:配列[1,2,3]で1D配列反転 → 配列[3,2,1]

1D配列反転

1D配列検索

1D配列内の要素を検索して、検出した指標を出力します。

例:配列[A,B,C]で要素[B]を1D配列検索 → 要素の指標[1]

1D配列検索

1D配列検索で出力して指標を使って、指標配列などの関数と組み合わせて配列データの抽出するなど、他の配列関数と連携させて使われることが多い関数です。

1D配列分割

配列を指標で分割し、2つの配列で出力します。

例:配列[A,B,C]を指標[1]を1D配列分割 → 配列[A]と配列[B,C]

1D配列分割

1D配列回転

配列の入力した数だけ回転させます。

例:配列[A,B,C]をn[1]で1D配列回転→ 配列[C,A,B]

1D配列回転

1D配列回転でnの値をマイナスにすると逆回転します。

配列要素を増分

1D配列内の指定された要素に1を加算します。配列がタイムスタンプの場合、1秒を加算します。

例:配列[1,2,3]を指標[0]で配列要素を増分→ 配列[2,2,3]

配列要素を増分

配列要素を減分

1D配列内の指定された要素から1を減算します。配列がタイムスタンプの場合、1秒を減算します。

例:配列[1,2,3]を指標[1]で配列要素を減分→ 配列[1,1,3]

配列要素を減分

1D配列補間

小数指標またはxの値を使用して、数値またはポイントの配列から十進数のy値を線形補間します。

例:配列[1,2,3]を指標[1]で1D配列補間→ 数値[1]

1D配列補間

しきい値1D配列

yしきい値が最初の要素の値より大きく、2番目の要素の値より小さいまたは等しいなど、連続した要素のペアが検索されるまで、開始指標から数値または点の配列の値とyしきい値を比較します。

例:配列[1,2,3]をしきい値[1]でしきい値1D配列 → 数値[1]

しきい値1D配列

インタリーブ1D配列

入力した配列を順番に連結して出力します。

例:配列[1,2]と配列[3,4]をインタリーブ1D配列 → 配列[1,3,2,4]

インタリーブ1D配列

デシメート1D配列

入力した配列を順番に分割して出力します。

例:配列[1,2,3,4]をデシメート1D配列 → 配列[1,3]と配列[2,4]

デシメート1D配列

2D配列転置

2D配列の要素を並べ替えて転置します。

例:2D配列[1,2][3,4]を2D配列転置 → 2D配列[1,3][2,4]

2D配列転置

配列からクラスタに変換

1D配列をクラスタに変換します。

例:配列[A,B,C]を配列からクラスタに変換 → クラスタ[A][B][C]

配列からクラスタに変換

配列からクラスタに変換を右クリック→クラスタサイズで出力するクラスタサイズを指定します。
デフォルトのクラスタサイズは9です。デフォルトの場合、配列サイズに関わらず9要素のクラスタが作成されます。

クラスタサイズ

クラスタから配列に変換

クラスタを1D配列に変換します。

例:クラスタ[A][B][C]を配列からクラスタに変換 → 配列[A,B,C]

クラスタから配列に変換

配列から行列に変換

配列を行列に変換します。

例:2D配列[1,2][3,4]を配列から行列に変換 → 行列[1,2][3,4]

配列から行列に変換

行列を配列に変換

実行列から配列に変換します。

例:行列[1,2][3,4]を行列を配列に変換 → 2D配列[1,2][3,4]

行列を配列に変換

1D配列から重複を削除

1D配列から重複した要素を削除します。

例:配列[A,A,B,C,B]を1D配列から重複を削除 → 配列[A,B,C]

1D配列から重複を削除
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