数値関数 LabVIEW


5-2

LabVIEWの数値関数を説明します。数値関数は、数値データの算術計算や演算をを行い結果を出力します。

LabVIEW数値関数

数値関数一覧

和+

入力数値を足し算して和を出力します。

例:1+2=3

和

差ー

入力数値を引き算して差を出力します。

例:3-2=1

差

積×

入力数値を掛け算して積を出力します。

例:3×2=6

積

商÷

入力数値を割り算して商を出力します。商は小数で出力します。

例:5÷2=2.5

商

商&余り

入力数値を割り算して商と余りを出力します。整数値で出力します。

例:5÷2=商2 余り1

商&余り

インクリメント+1

入力数値に1を足して出力します。

例:1+1=2

インクリメント

デクリメント-1

入力数値に1を弾いて出力します。

例:1-1=0

デクリメント-1

配列要素の和

入力した数値配列の値を全て足した和を出力します。

例:1+2+3+4=10

配列要素の和

配列要素の積

入力した数値配列の値を全て掛けた積を出力します。

例:1×2×3×4=24

配列の積

複合演算

選択したモードで演算を行い結果を出力します。

例:和モードで1+2+3=6

複合演算

関数をクリックするとモードを選択できます。

複合演算モード

絶対値

入力した数値の絶対値を出力します。

例:-1の絶対値は1

絶対値

最も近い値に丸め込み

入力した数値を最も近い整数値にして出力します。

例:1.5を丸め込みした値は2

注意
LabVIEWの丸め込みは四捨五入ではなく、IEEE規格754に準拠しているため、数は最も近い偶数の整数に丸められます。
例:1.5 → 2、2.5 → 2、3.5 → 4、4.5 → 4、5.5 → 6

最も近い値に丸め込み

切り下げ整数化

入力した小数数値を小さい整数にして出力します。

例:1.5を切り下げ整数化した値は1

切り下げ整数化

切り上げ整数化

入力した小数数値を大きい整数にして出力します。

例:1.5を切り上げ整数化した値は2

切り上げ整数化

2の累乗のスケール

入力した数値に2の累乗を掛けて出力します。

例:10×2の2乗=40

2の累乗のスケール

平方根

入力した数値の平方根を出力します。

例:2の平方根は1.41421

平方根

2乗

入力した数値を2乗した数値を出力します。

例:10の2乗は100

2乗

反転

入力した数値の正(プラス)と負(マイナス)を入れ替えて出力します。

例:1を反転した値は-1

反転

逆数

入力した数値で1を割った値を出力します。

例:2の逆数(1/2)は0.5

逆数

符号

例:-10の符号は、-1(マイナス)

符号

乱数(0-1)

実行毎にランダムな数値を出力します。数値範囲は0-1。

例:実行すると1回目が0.125097、2回目が0.400132

乱数(0-1)

乱数(範囲)

入力した数値範囲内で実行毎にランダムな数値を出力します。

例:実行すると1回目が76、2回目が88

乱数(範囲)

配列・クラスタの演算

数値関数は配列、クラスタの演算にも対応しています。

配列の演算は配列同じ配列か単体の数値入力に対応します。

例:配列[1,2,3]+2=配列[3,4,5]

配列の演算

クラスタの演算は同じタイプのクラスタか単体の数値入力に対応します。

例:クラスタ[1,2]-1=クラスタ[0,1]

クラスタの演算

注意
クラスタの演算は数値のみのクラスタ、要素数が同じ数値クラスタに限ります。

要素数が異なる配列と配列を入力した場合、要素の少ない配列に合わせて演算され、出力されます。

例:配列[1,2,3]+配列[1,2]=配列[2,4]

配列の演算注意

その他の演算関数

数値関数以外にも三角関数、微分、積分、フーリエ変換など多様な計算関数がLabVIEWには用意されています。

平均

数値関数以外で良く使用する関数の例として配列から平均を出力する関数を紹介します。

ブロックダイアグラムで右クリック「数学」→「確率と統計」→「平均」で選択できます。

例:配列[1,2,3,4]の平均値は2.5

平均
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