上肢運動機能訓練評価装置は、2台のアームロボットで前腕部と上腕部を固定し、上肢運動の記録・再現が可能なロボットです。 埼玉県立大学様から依頼を受けて開発しました。医療教育用ロボットアームは、患者の病的な症状を模倣することができる上肢ロボットです。モータに直結したプーリーを回転させてワイヤーの張力を制御し、固縮・痙縮・アテトーゼといった症状を教育現場で疑似体験することができます。また、評価することが難しいリハビリテーション時の患者へ加える外力を数値として表示・記録することができます。

[ 埼玉県立大学概要 ]
埼玉県立大学・作業療法学科では、障害を持つ人々の心身の機能回復・維持・開発を図るため、人間の生活と環境におけるあらゆる作業活動を科学的に分析して治療・援助へ応用することのできる人材の育成をはかっています。そのため、急性期から慢性期における病院・施設での作業療法から地域リハビリテーションまで対応ができる知識・技術を体系的に学び、保健・医療・福祉サービスに関わる関連職種との連携を図りながら作業療法を円滑に実践できる能力を習得することを目指して専門的知識・技術の教授を行っています。

特徴

[ 上肢運動機能訓練評価装置 ]

  • 前腕部と上腕部を2台のアームロボットに固定した状態で自由に腕を動かせることができるメカニズムを製作し、その動作がロギングできる。(フリー状態でのロギング機能)
  • 上記①の装置でロギングした動作を再現することができる。(ロギングの再現機能)
  • 上記①の装置でロギングした動作をモニタ画面に表示できる。(モニタ表示機能)
  • 上肢動作を比較して評価・解析することができる。(評価・解析機能)
上肢運動機能訓練評価装置
(上肢の装着)
再生画面
評価・解析画面

[ 医療教育用ロボットアーム ]

  • 皮膚感覚、骨の形状を含めた上肢を再現できる 。
  • 病的な症状の再現と外力の記録ができる。
  • 外力の記録を評価・解析することができる。
医療教育用ロボットアーム
医療教育用ロボットアーム 記録画面